2021年07月16日
NBOX修理事例 遅い走らない加速しない
横浜市戸塚のアイピーエムより修理事例のご紹介です。
今回はホンダ NBOX GターボPKGの修理事例です。
走行中の力が無い、加速しない、遅い、ターボが効いていない感じ
などが気になられてディーラーさんにまずはご入庫されたお客様よりセカンドオピニオンとして
アイピーエムご入庫頂きました。
ディーラーさんの方からはエンジンオーバーホールを推奨されたようです。
当初の車輌の状態としては走りに違和感とエンジンオイルを補充しようとしてもあふれてしまうとの事があり
お客様からのお話を聞くと忙しくなかなか交換が出来なかったようで
エンジンオイル交換をせずに20,000Km以上走行されてしまったとの事でした。
まずはタペットカバーを外し確認したところ、、、
ギャーーーーーー!
オイルパンを外してみたところ、、、
ギャーーーーーーーーーーー!
タービンを外してみても、、、
タービンも詰まってこのような状態です。
皆さんご覧いただけましたでしょうか。
オイル交換をしないだけでエンジン内部はこのようになってしまうのです。
エンジンオイルの役割はご存知でしょうか。
①各部を円滑に動かす潤滑作用
②気密性を保つ密封作用
③燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用
④燃焼によって発生した汚れを取り込む清浄分散作用
⑤サビや腐食からエンジンを守る防錆作用。
大きく分けてこのように5つの役割がございます。
今回のオイルのような状態ですと役割は果たせませんよね、、、
ここ何日かで似たような状態の車輛が他にも3台ほど入庫しております。
いずれも軽自動車となります。
普通車と違い3L位のオイルで回しておりますのでやはりマメな交換が必要となります。
通常であればここでエンジンの載せ替えやオーバーホールを勧められたり考えたりするのですが
今回はまだ間に合いそうでしたのでタービン交換とエンジン内部洗浄を行いました!
こちらはエンジン内部洗浄器となります。
スラッジクリーンという作業になります。
フラッシングとは違います!詳しくはHP内をご覧ください!