2021年07月16日
車のエアコン臭い(くさい)?改善方法!
横浜市戸塚のアイピーエムより車のエアコン、カーエアコンのニオイの対策に関するご紹介です!
夏に向けて気温も上がりエアコンを使う機会が徐々に増えてきたと思いますがエアコンのニオイ気になってませんか???
特にエアコンをかけてすぐに『くさっ!』、『酢っぱ!』などと感じたことも少なくないかと思われます。
手軽な消臭剤や芳香剤などで改善できずに臭いが混じり合って余計にくさい臭いが充満し不快になってしまうなんてことも(ToT)
そもそもカーエアコンによる臭いの原因って???
そもそも、カーエアコンのニオイが発生する原因はなんでしょうか。それはエアコン内に発生したカビです。
住宅のエアコンが臭うのと同じです。カビが生えるのは、冷房を使用する季節に起こります。
エアコンの仕組みって???
ここでは、エアコンのうち、臭いの原因になる冷房のしくみをみてみます。
車のエアコンは冷媒(エアコンガス)を循環させ、気化するときの温度差を利用して車内を冷やしています。
①エアコンガスはコンプレッサーで圧縮され、高圧・高温の液体になります。
②液体となった冷媒は、ラジエーターと同じ機能を果たすコンデンサー(凝縮器)で冷やされます。
③エバポレーターという冷却器の入口には、エキスパンションバルブがあります。その細いノズルから、冷媒はエバポレーターの中に吹き出され、急激に気化します。このとき、周囲の熱が奪われて、エバポレーターの温度が下がります。
④エバポレーターの後ろにはブロアー(扇風機)がセットされており、エバポレーターで冷やされた空気をダクトで車内に導くことによって、車内の空気が冷えるのです。
エバポレーターの温度が下がるしくみは、霧吹きで水を肌に吹き付けたり、最近酷暑対策で屋外に設置されている、霧状になった水を噴射するミストシャワーを浴びたりしたとき、ヒヤッと感じることと原理は同じです。液体が気化する際に、周囲の熱を奪う気化熱の原理が使われているのです。
なんでカビが生えるの???カビの原因はなに???
このエアコンのサイクルで、エバポレーターは常温より冷たくなります。
空気中に含まれる飽和水蒸気量のキャパシティは、温度が低くなると小さくなるため、溶け込んでいた水分が凝縮して水滴となり、エバポレーターは、夏に冷たい麦茶を入れたコップのように結露します。
結露は次々に続くので、そこから落ちる水滴は、車の底から排出されるようになっています。
冷房運転中の車の底から水滴が落ちるのは、そのためです。
このように、冷房運転中常に湿気にさらされているエバポレーターにカビが生えやすいのです。生えたカビが増殖する際にばらまかれる胞子がブロアーの風で車内に入り込み、臭いの原因になります。
また、外気取入れ口のエアコンフィルターには必ずホコリがたまります。
そこにもカビは生え、増殖すると同様に、臭いの原因になります。
車のエアコンの臭いがくさい!対策法は?
ここでご紹介したいのがエアコンフィルターの交換です!
と言いたいところなのですが
エアコンフィルターの交換はする!もしくは交換済み!前提でのこちらのご紹介です!
WURTH A/C PRO エバポレーター洗浄剤&除菌消臭剤
今回は2015年モデル ABA-RH4B ルノールーテシアで作業のご用命を頂きましたのでご紹介します。
このように専用のVIDEOスコープで直接見れるので大がかりなパネルの分解は必要ありません。
エバポレーター洗浄剤にて洗浄をしたのち除菌・消臭スプレーを施工をします
環境に優しく刺激が少ないため、特に小さなお子様、アレルギー体質および喘息体質の人にも安心です!
これから梅雨から夏にとエアコンを使う機会がさらに増えるかと思います。
エバポレーター洗浄はエアコンのニオイの改善には非常に効果的ですのでこの機会に是非!
エアコンフィルター交換
エバポレーター洗浄・除菌・洗浄
BOSCHエアコンサービス 画像クリックで詳細をご覧いただけます。